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2017年05月02日 | 小学校は態度を学ぶところだ。

高校で、態度を養うことは可能か?

人の態度はいつどこで形成されるのだろうか、態度を養うこと、または態度を変えることは小学校の最も大切な学習内容であろう。小中学校までに良い態度を学ぶことができなかった生徒は、高校入学後に高等学校での教育で良い態度を学ぶことは可能だろうか。つまり、高校の教師にできることだろうか。性格を変えることについても同様な疑問をもつ。

態度は、高校入学時にはすでに決まっている。固まっている。

     ・数人でも集団になるとその中には入れない。

     ・授業を始めるとすぐに眠りだす。

     ・休み時間はすぎて、授業を始めるとすぐにトイレに行く。

     ・授業中、席に着いていることができず動き回る。

     その他、喫煙癖や挨拶ができるかなど、行動パターンのすべて。

   

私が疑問に持つのは、こうした生徒の態度は、いつ頃どの様にして形成されたのだろうかということだ。人に迷惑をかけない態度を教師の指導力で養うことは、いつ頃までなら可能なのか。幼児からの家庭教育に期待すべき事が学校教育で可能なのか、疑問である。 しかし、これが高校生の場合、入学直後の数週間のうちにできないと大変なことになる。その場合、完全な「教育困難校」または「学級崩壊」になってしまうだろう。

 

教育困難校や学級崩壊にならないようにするためには、校則などの規則を厳重に厳守させて、「規律」を守らせる方法しかないだろう。規律を守らせることは極めて困難なことだ。なぜなら、こうした生徒は、自分の行動や身なりにはほとんど気にかけず、もっぱら他者の行動や見かけだけが気になるからだ。特に、小学校と中学校で、態度をしっかり学んで高校へ進学することが必要であろう。

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